2012年12月6日木曜日

InkscapeのDXFデータをSketchUpでインポート

3Dプリンターで作品を作る時でも、illustratorマスターwなわたすはどうしてもドロー系のソフトが使いたいわけである。
ということで、どうにか出力までの道筋が出来たのメモ。

とりあえず今、win機で作業していてイラレが使えないので、Inkscape->SketchUpまでの流れを書いておく。


まずはおもむろにInkscapeで作図。
できあがったら、通常の保存の他にプレーンsvgで保存をする。
このプレーンsvgで保存したデータを再度開く
これをしておかないと、次のDXFでの保存でつまずく。


デスクトップカッティングプロッタ(DXF)で保存。

よくわかんないけど、とりあえずチェック入れておいた。
とりあえずこれでInkscapeの作業は終了。
次に、SketchUpを開く。のだが先に、こちらのFreeDXFというプラグインを導入しておく。
とっても要(かなめ)のプラグインなので、作者様にdonationをしようと思ったらPaypalが日本円で支払えないとかほざきやがったす・・・。

準備が出来たら、メニューのプラグインからFreeDXFを選択。

とりあえず設定はこんな感じ。いろいろいじってみるもよし。

で、読み込み完了しますた。
うほ、今までの苦労が嘘の様w
サイズが違うので尺度で修正します。
こんなにちっちゃくなっちゃった!

移動してココから立体作業へと移るのですが・・・

面が生成されていないので、線を引っ張ったり、消したりして整えます。

はいできあがりっ。

3Dプリンターへの出力も無事出来ました。
(名刺サイズにしたのに縮尺びみょうに間違えた・・・)

ということで、Inkscapeで吐き出せたということは、Illustratorでも吐き出せる道筋が出来ますた。
ここ暫く、ずっと方法を探し回っていたのですが、FreeDXFの作者様のおかげで無事に目的が達成できました。ありがとうございます。

2012年12月3日月曜日

MakerFaire行ってきた

日頃のもやもや解消とテンションを上げるためにMakerFaireへ行ってみた。
デザインフェスタなんかは友人が出店するとかで行った事はあるのだが、純粋に趣味で行くってのは初めてだ。
規模はやっぱりこれからという感じだろうか、フェスタとしては小さいんだと思うが、なかなかどうして盛況である。
機械や電子工作なんかで知られている会社が出店していたり、よく巡回してるサイトの人とかが結構居られた。

お一方だけ、どうしても会ってみたい方がいて、実際に見つけたのだが・・・。
私、はづかしがりやさんなので、「web見てますっ」と言ってそそくさと逃げ帰ってしまったwww 俺幾つだよもう・・・アフォじゃないのと・・・

チョッと自分の所行にしょんぼりしつつ、他の作品やらプレゼン見てみたり、カプトンテープ買ってみたり。
そうそう、atomとかいうRepRap派生のプリンタが出品されていた。Wallaceを改良したもののようで、とても小さくて可愛い。
エクストルーダとホットエンドノズルを分離してX軸の負担を無くし、Z軸まわりの剛性を上げて振動の対策をしているようだ。ようできてる。写真撮るの忘れたw

日頃の疲れもあり、午後早々には帰り支度を。名残惜しんでもういっぺん巡回しようかと思ったら、ブースの通路がなんかすし詰めに・・・。こらあかんwという事でここで帰宅。
この盛況なら来年は隣駅のビッグサイトで開催しそうな勢いですた。

KURATASかっこよかった。
コクピットくぱぁ
そして、初めて実物大機動戦士をこの目に焼き付けたのであったっ。

2012年11月14日水曜日

autodesk123DにMac版がっ!

ついに来たかっhttp://www.123dapp.com/
すかさずダウンロードしようとするが、 よく見るとこんな文章が・・・
Requirements: OS X 10.7 or later, 64-bit processor
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
Snow Leopardが使えないっすよおおおおおお
Macは仕事用なんでSnowLeopard必須なんです。たった0.2のバージョン差で弾かれるとは・・・


2012年11月11日日曜日

3Dプリンタによるバイクの補修部品

先日、バイクのウインカーを支えるステーベースという奴をぐんにゃりと曲げてしまったorz
幸か不幸かウインカー自体は無傷だったので、なんとか復活させようとステーベースを3Dプリンタで自作してみた。部品買うと高いんだもの(90度に曲げただけの鉄板が1800円とかっ)

AutoDesk123Dでの作図もだいぶ慣れてきた。何度か試行錯誤して2日程度で現物がこの手にぃいいっ!!!
純正部品をみると安全上の理由か、接触すれば簡単に壊れるように出来ているっぽい。(これで2度目のリアウインカー破壊だしw)ので、強度はABS樹脂でも充分な感じである。ただ、耐候性が気になるところ。ABSはカウルなんかにも使われているらしいので、まぁ実証実験という事でこのまま付けておこうと思う。
こちら失敗作。中身スッカスカでも相当強度がある感じ(写真右後方部品参照)。
ところで、作業中の3Dプリンタが途中で止まってしまう時がある。わてくしがちょっとコーヒーでも飲みにいなくなるといつの間にか止まってるし・・・3Dプリンタちゃん寂しいのねwってワケじゃなくて、基板むき出しだから電磁派の影響かなぁと。どうしたものか・・・。

2012年10月20日土曜日

いろいろと不具合

MendelPrusaを稼動させて早2月半。なんやかんやで、いろいろと不具合が出てきた。

まずは全体のガタつき。動作中は結構振動するので、ナットと長ネジで構成されたMendelPrusaはすぐに緩みを生じる。
結構シビアに組み立てたのに、至る所緩んじゃって台無しである。っていうかロックタイトはじめっから塗っとけ俺・・・。

もう一点。
なんか作品の圧着が弱いと思ったらどうもPCB製のヒーターベッドが内側(お椀の様にくぼんだ感じ)に歪んでた。ガラス板を乗せて水平を出すしかないか。

と文句はいうものの、この3Dプリンターのおかげで、今までより作る意欲みたいなのが出てきたので感謝している。
MendelMax組みたくなってきたな~。

2012年9月18日火曜日

ノズルの掃除

射出がどうもおかしいので、ホットエンドノズルの掃除をしてみた。
アセトンを満たした薬瓶にノズルを入れてみたの図。
時間をかければABSが溶けて詰りが無くなるかなーなんて思っていたが、無理でしたw
一応ドロドロに溶けるのでABS樹脂を引っ掻き出すことはできた。
綿棒やらピンセットやら銅線なんかを使ってごしごし。なんとかうまくいった。

ところで、材質をPLAからABSに変更するのはよかったのだが、逆のABSからPLAに替えるときはどうするんだろう。
ABSよりPLAのほうが熔解温度が低いから、ABSの残りカスでノズルが詰まりそうな気がする。
いちいち分解して掃除するのも面倒やのう。

2012年9月3日月曜日

作ったもの

こんなの作ったよみたいな

http://www.thingiverse.com/thing:25587
クロスピンセット(ていうの?)。
まず実用的なものとしてはじめて作ったもの。シンプルながらホントよくできてるなぁと。左はABS樹脂でslic3rにて作成。右のオレンジ色はPLAでskeinforge。

slic3rは設定が少ないので解りやすいのだが、やや大雑把な動きのするG-codeを吐き出す。あっちに飛んだりこっちに飛んだり。
skeinforgeの方が素直な吐き出し方をする。が、設定がむちゃくちゃわかりづらい。

んで次、
http://www.thingiverse.com/thing:8194
PCBバイス。これまた素晴らしい発想で、作者さんに感謝。
元データにて面の表裏が裏返っていたり、穴を補正したり、ちょっぴり手こずったが出来上がりを見て満足w
最後はオリジナル作品。
デジカメ用の赤外線リモコン。デザイン的にはただの六面体ですがw、何度も作り直した労作なのです。

・ボタンスイッチを切り欠き(3の形をした部分)、板バネ状にした。
・ボタン電池を入れるスペースを入れ子のケースにして、振動による電池の断絶を防止。
・ネジ止めを無くし、組み木細工状にしたケースのはめ込み。

組み木細工の案は、もう少し考えなあかんなーという感じ。

見た目を左右する表面もさることながら、内部構造や機構なんかはそれ以上に複雑で、プロダクトの方って大変なお仕事してるんだな~とあらためて思いマスタ。

2012年8月30日木曜日

サーミスタの設定

 先日買うたサーミスタ、村田製作所のNXFT15WF104FA2Bにつて、とりあえずこれで行けたという設定。gen6.dボードのファームウェアを書き換える。

https://github.com/romscrajから、Marlinというバージョンのファームウェアをダウンロード。中身はarduinoのソース。
で、Marlinフォルダの中に入っている、createTemperatureLookup.pyを使って値を計算するらしい。
設定温度(t0)、B定数(beta)なるものは秋月の資料をみて解ったのだが、結局r1とr2の値の意味が分からんかったw
ので、先人の方を見習いながら設定した。
ターミナルから、
createTemperatureLookup.py --r0=100000 --t0=25 --r1=0 --r2=4700 --beta=4250
とすると値が出てくる(以下)
// Thermistor lookup table for RepRap Temperature Sensor Boards (http://make.rrrf.org/ts)
// Made with createTemperatureLookup.py (http://svn.reprap.org/trunk/reprap/firmware/Arduino/utilities/createTemperatureLookup.py)
// ./createTemperatureLookup.py --r0=100000 --t0=25 --r1=0 --r2=4700 --beta=4250 --max-adc=1023
// r0: 100000
// t0: 25
// r1: 0
// r2: 4700
// beta: 4250
// max adc: 1023
#define NUMTEMPS 31
short temptable[NUMTEMPS][2] = {
   {1, 722},
   {35, 267},
   {69, 222},
   {103, 198},
   {137, 182},
   {171, 170},
   {205, 159},
   {239, 151},
   {273, 144},
   {307, 137},
   {341, 131},
   {375, 125},
   {409, 120},
   {443, 115},
   {477, 111},
   {511, 106},
   {545, 102},
   {579, 97},
   {613, 93},
   {647, 88},
   {681, 84},
   {715, 79},
   {749, 75},
   {783, 70},
   {817, 64},
   {851, 59},
   {885, 52},
   {919, 44},
   {953, 34},
   {987, 20},
   {1021, -23}
};

上記の、{ }にある数値を下記の様にthermistortables.hに書き込む

#if (THERMISTORHEATER_0 == 7) || (THERMISTORHEATER_1 == 7) || (THERMISTORHEATER_2 == 7) || (THERMISTORBED == 7) // 100k murata NXFT15WF104FA2B
const short temptable_7[][2] PROGMEM = {
   {1*OVERSAMPLENR, 722},
   {35*OVERSAMPLENR, 267},
   {69*OVERSAMPLENR, 222},
   {103*OVERSAMPLENR, 198},
   {137*OVERSAMPLENR, 182},
   {171*OVERSAMPLENR, 170},
   {205*OVERSAMPLENR, 159},
   {239*OVERSAMPLENR, 151},
   {273*OVERSAMPLENR, 144},
   {307*OVERSAMPLENR, 137},
   {341*OVERSAMPLENR, 131},
   {375*OVERSAMPLENR, 125},
   {409*OVERSAMPLENR, 120},
   {443*OVERSAMPLENR, 115},
   {477*OVERSAMPLENR, 111},
   {511*OVERSAMPLENR, 106},
   {545*OVERSAMPLENR, 102},
   {579*OVERSAMPLENR, 97},
   {613*OVERSAMPLENR, 93},
   {647*OVERSAMPLENR, 88},
   {681*OVERSAMPLENR, 84},
   {715*OVERSAMPLENR, 79},
   {749*OVERSAMPLENR, 75},
   {783*OVERSAMPLENR, 70},
   {817*OVERSAMPLENR, 64},
   {851*OVERSAMPLENR, 59},
   {885*OVERSAMPLENR, 52},
   {919*OVERSAMPLENR, 44},
   {953*OVERSAMPLENR, 34},
   {987*OVERSAMPLENR, 20},
   {1021*OVERSAMPLENR, -23}
};
#endif
必要に会わせて、Configuration.hのヒーターベッドのサーミスタ設定の値も替えておく。
上記の場合、7番目の設定にしてある。
で、arduino.appでファームウェアをうpして終了。

☆このサーミスタ、125度までの対応なので、エクストルーダ側のサーミスタには使えないようだ。しょぼぼ〜んや。

2012年8月24日金曜日

ヒーターベッドのサーミスタ破損

今までPLAの射出しかしてこなかったのでわからなかったのだが、ABSで作業しようと熱を上げてみると、ヒーターベッドの立ち上がりが妙に遅い。

んで考えた。テーブルにあるサーミスタが浮いて温度がしっかり取れていないんで無いかと。
んでんで、早速ハンダ付けをやり直していたら、もう小気味良い音でパキっとやってもうた・・・w

翌日、急遽秋月電子まで走りNXFT15WF104FA2Bというサーミスタを購入。フレキシブルリード付きのものとチップの奴。

今回はフレキシブルリードのを付けてみた。
ベッドはいろいろ小細工。家にあったコルクのシートとダンボールを下面に貼り付けて熱が逃げないようにした。本当はMDF材を使用したかったのだが、ダイソーで購入したMDFのサイズがテーブルと合っていなかった。あふぉや俺・・・w 暑さでやられていたらしい・・・

で、やっとこさ本体に組み立て、電源を投入。pronterface起動。Monitor Printerをチェックしてみる。
テーブル温度40℃。今暑いですものね、そらテーブルも熱くなりますわほんまねーってちゃうわぼけ!
やっぱりテーブル側のサーミスタも校正しなきゃいけないんだこれ・・・
createTemperatureLookup.pyなるもので校正しなきゃいけないらしいが、サーっパリわからん。

とりあえず疲れた。

2012年8月23日木曜日

gen6.d基盤の補修

動作させる前の話だが、3Dプリンタを動かす制御基盤を眺めていた。
はんだ付けがなんだかとっても雑。よーく目を凝らして調べていたら、やっぱりというかなんというか抵抗の一部が外れていた。
どうやらもとの基盤に急きょ手作業で追加の部品を取り付けた感じ。
抵抗とセラミックコンデンサの間に斜めになって、はんだが外れた抵抗が取り付けてある。
モータードライバの一部らしく、あと3つのモータドライバのあたりも同じ斜めに取り付けた構造をしている。
どうやらこの抵抗2つとセラコンを並列に繋げたかったようだ。

恐る恐るはんだを付け直し、基盤を起動させてみる・・・

おおう、付いたwww


ところでこの基盤、gen6.dというシロモノらしい。
先日あらかじめダウンロードしていた基盤のレイアウトをみると、所々違う部分がある。
z軸とエクストルーダのモータードライバのコネクタに、もう一つづつコネクタが追加されている。なんと2つのエクストルーダを制御できるように改良されたバージョンらしい。なにやらお得な基盤だった様である。
だが、エクストルーダ用熱センサーのコネクタが1っこっきゃない。
えっ?・・・やっぱダメなんじゃねーのこれ?www
電子工作はド素人故、これ以上は解らず。今後じっくり調べてみるっす。

2012年8月22日水曜日

3Dプリンタ完成


で、丸々2日程かけて完成。

3Dプリンタで作られた部品はそこそこ良く出来ている。
精度が悪いところは時々ヤスリ掛けして調節。組み立てキットの醍醐味でしょうかw

んで、どうも部品のバージョンが上がっていたようで、一部、日本語のマニュアルと違う部分などがありちょっと手こずった。

輸入元らしい場所を発見し、http://romscraj.com/から最新のマニュアルやら何やらダウンロードした。
ところで、どうやらこの機械の本当の名称はDurbie Prusa Mendelというらしい。

プリントするため、マクブクに接続。CAMはProntface、Gcodeの吐出しにはslic3rを使用。フィラメントはPLA。

初回はやはりぐずぐずだったw
途中までプリントされるものの、途中で作品が反り返って台から外れてしまうのである。
ホットプレートをほとんど暖めず(40℃)にプリントしてやっと最後まで完走した。

奥が初回~途中経過~手前が完走品。
出来は悪いものの、とにかくうれしいw

2012年8月21日火曜日

とある箱

ある日、とある箱が送られてきた・・・

はて、中身はなんぢゃろな♪ と嘯きつつ箱の中身を開けてみる。










きたぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

RepRapプロジェクトの3Dプリンターであるっ!


約3週間という長い道のりを経て、やっとこさっとこ届いた。




中身はこんな感じ。
恐ろしい量のネジである。こんなネジネジだらけみたことねーぞっ。


国内のお店から購入したのだが、中身はすべて海外のとあるお店のものであった。・・・まぁ、来てしまったんだから何も言うまいw